文系社会人は医学部進学の夢を見るか?

文系社会人が心の底から願う夢の実現のために死力を尽くす、その奮闘の記録。

文系社会人のセンター試験2018:センター試験受験編

もう1ヶ月近く経ってるけれども

1月13日・14日に受験したセンター試験の様子を若干物忘れが激しくなってきた脳内から引っ張り出してリポート致します。

 

前夜

 仕事が立て込んでいたため、2時間ほど残業する。その後、自習スペースで自習し、ガストで何やかんや遅めの晩飯を食べた。

就寝したのは0時を過ぎてからだった。

1日目

取り敢えず1時間前に試験会場入りするために家を出る。昼食は現役・浪人の頃みたく弁当を作ってもらう訳にもいかないため、コンビニで調達する。合間に食べるお菓子は既に先週購入していたが追加で購入する。普段仕事に行くより少し早めの電車に乗りこみ、Youtubeの音楽を聴きつつ窓の外を眺める。

普段なら人気も何もあったものではない駅に人がごった返している様子はセンター試験の風物詩だなぁと思った。

若干迷いつつも会場に到着する。やはりGPSGoogle Mapは優秀だなと思った。1日目は文系科目ということもあって、参考書等を一切持ってきてこなかった。日陰で固まっている高校生・浪人生を尻目に日の当たる芝生で光合成をする。

それでも試験室の開く時間まで1時間はあったため、noteを読みながら時間を潰していた。

note(ノート)

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試験会場に入る前からこの度の自分の試験室はハズレかもしれないなと思ってはいたが、案の定入室してみるとハズレだった。

座席が人と人の間なのである。どうやら自分の右隣の受験生は居ないっぽかったが、机の列*1の両端が埋められているため、フリーダムに誰にも迷惑をかけずに席を立つ(主にトイレなど)のが難しかった。

 とはいえ全日程を通して試験中にトイレのために席を立ったのは1度だけであり、社会の時間中、それも第一解答科目の試験終了15分前だけだった。

まあ隣の受験生はもう解答を終えているだろうと考えて試験官にその意を伝え、トイレに行った。

トイレは試験が始まる前に下見をしていたのだが、まあ受験会場が私学ということもあり綺麗なトイレであった。数も申し分ない(それでも休み時間中は割と混雑はしたが)。第一解答科目の現代社会は有るんだか無いんだか定かではない常識を使いつつ、第二解答科目の日本史Bは日本史とか見るの6年ぶりくらいだわー、と考えながらも睡魔に襲われつつ、無難に終える。

昼食を食べつつ周りを見渡す。ピッチピチのDK・JK及びRS*2に紛れて試験を受ける25歳文系社会人。字面的になんともカオスな気がしたが、流石に受験会場でのセンター試験受験は3回目であるため、緊張感は全くない。

あと少し驚いたのが、受験生の休み時間のスマートフォンの使用率が意外と低いことである。まじまじと観察したわけではないので確かなことは言えないが、スマホ全盛のこの時代、休憩時間になったら四角い箱に指を滑らせまくって「社会わず」とかって囀ってみたり、試験会場で自撮りして「インスタ映え」を狙ってみたりする人がいるのかと思いきや、そうでもなかった*3

7年程前、高3の時に受験した折はまだ殆どの人がガラケーを使っていた。私ももれなくガラケー使いで、しかも「パケット」の意味が分かっていなかったため、ガラケーでネットをすることも無く、まさに「携帯する電話(たまにメール)」を所持していただけであった。だからまあ休憩時間は飯や菓子を食ったりするだけであった。

時は流れ2018年、DK・JK・RSの皆様を観察してみると、友人と喋ったりさっき受けたばかりの試験の感想を言い合ったりご飯を食べたりお菓子を食べたり参考書を見たり音楽を聴いたり、と7年程前とあまり変わらない感じだった。

昼食後は国語の試験である。7年前から変わらないローテーションである、「漢文→古文→現代文(評論)→現代文(小説)」で問題を解き進める。評論の途中で睡魔に襲われる。解答完了に70分かかったため、ヤキが回って来たかなと思った。

気を取り直して英語(筆記)。恐らく例年より簡単なんじゃね?と思いつつ解き進める。余った時間はぽけーっとしながら気になった問題を見直す。これは満点獲ったかな、などと思い上った。

休憩の後英語(リスニング)。毎度申請したヘッドホンがちゃんと届くかどうかと、この瞬間ばかりはヒヤヒヤしながら機材を待つ。果たしてヘッドホンはちゃんと届いたが、現役・浪人時代と比べるとヘッドホンが少しばかりグレードダウンしている気がしなくもなかった。多分私の気のせいだろう。ちゃんと聴こえればそれで何も問題は無いため、そのまま受験する。幸いなことにトラブルも無く終了した。

毎度リスニングの時に思うのが、「絶対こういう言い方しないだろ!!」というツッコミであり、奸智というか狡知というか、割と捻った言い回しが多いなぁという実感である。負け惜しみ*4に聞こえるかもしれないが。

今回は1問目最後の「で、この女誰よ?」にやられ、前半が割とグダグダだった気がする。

 

1日目の全行程を終え、暗闇の中駅に向かって歩く。途中若者の集団を幾つか追い越し、駅に辿り着くと改札前が非常に混雑していた。どうやら原因はDK・JK・RSの皆様が切符を買うために並んでいたことにあるようだが、彼ら彼女らはICカードを持っていないのだろうか。そんな一団を尻目にICカードを使う文系社会人。ホームに降りるとDK・JK・RSの集団がホームの一か所に固まっていた。駅員が放送やら何やらで分散して乗ってくれと叫んでいた気がする。何やかんやで最寄駅に帰り着き、コンビニに寄って2日目の分の菓子と水を購入して帰った。

2日目

 コンビニで1日目と同様飯を買い、1日目よりも遅い時間帯の電車に乗る。1日目は文系と同じく社会を2科目受験したが、2日目は理系と同じく理科を2科目受験するため、午前中の「基礎を付した科目」を受験しない分少し遅くに会場入りしても問題ないからである。

 流石に理系科目は何もせずに受験できるほど神経が太い訳でもないため、1日目同様光合成をしつつ新課程になってから増えた分野であるデータ関連の問題をざっと眺める。

なかけんの数学ノート

とはいえ教科書を持ってきている訳ではないので、上記のサイトを参照した。

2日目1発目の科目は数学ⅠA。昼前に数学ⅠAという事実に今更ながらに来年はちゃんと照準を合わせて脳と身体をつくらなきゃなと思いつつ、時間に追われながら解いていく。結果、時間切れとなる。

気分を切り替えて昼食。飯と菓子を食いながら周囲の観察を続ける。昨日よりも受験生が少なく、また途中で帰宅する人も見受けられたため、どうやら自分がいる試験室は文系の試験室なんだなぁとぼんやり考える。

昼食後は数学ⅡB。これも時間に追い立てられながら問題を解き進める。数列のところで思いっきり初歩的な解法をど忘れする。やっぱり数学も英語同様毎日解き続けなきゃな、と反省しつつ圧倒的な時間切れを迎える。

この時点で部屋の9割以上の受験生が退室していったため、だだっ広い大学の講義室は私を含め6,7人が残るのみとなった。部屋に私が食べる菓子の音がやたら響いて恥ずかしかったが、かといって教科書(生物)を開く気にもなれなかったのでぼんやりしていると理科が始まった。第一解答科目は生物で、第二解答科目は化学である。生物は割とサクサクと、化学は悩みながら及び当てずっぽうと勘とセンターならではの選択肢から逆算して答えを導く方法とで問題を解き進める。生物に関しては、基本的な事項は忘れてはいないものの、計算方法や知識に抜け漏れが目立ち、化学に関して言えばもう何か色々と足りていない感じである。

今後の課題や来年センター試験を受験するときに気を付けておくべき点などを洗い出しつつ、1日目と同じように混雑し、同じように固まっている一団を発見し、同じように叫ぶ駅員さんを尻目にホームに降りてきた私の耳に届いた会話が、

「疲れたわー」

「明日学校に行かなあかんのダルいわー」

である。

いや君達私より7歳くらい若いのに「疲れた」とは何事ぞ。

「どけ若者よ!私はもっと疲れたぞ!」

って言うのも億劫なため何も言わずにそのまま端っこの電車に乗り、帰路についた。

 

センター試験の翌日

案の定2時間残業となった。試験よりも仕事の方が疲れた。

 

採点・総括・感想

英語(筆記):194
英語(リスニング):44
国語:166
日本史B:69
現代社会:79
数学IA:73
数学IIB:66
生物:79
化学:51

 

センター試験の次の週の金曜日、さすがに疲れたため有給を取得する。そして全受験教科の採点を行った。

ここで興味深い現象が起きた。日本史Bの得点を、数学ⅠAが上回ったのである。

初めての出来事である。

そして何気に英語(リスニング)最低得点更新。

何の参考にもならないかもしれないが、一応それぞれの教科を受験した実感に基づく難易度的なものを載せておく。これは大手予備校等の公表しているものではなく、あくまで一受験生の雑感である。

 

英語(筆記):やや易

英語(リスニング):やや難

国語:普通~やや難

日本史B:やや易

現代社会:普通

数学ⅠA:普通

数学ⅡB:普通

生物:普通~やや難

化学:普通~やや難

 

昨年もセンター試験の問題を解いてみたわけではあるが、

rodofaesculapius.hatenablog.com

 やはり実際に会場に足を運んで受験するのは得るものが多くて良い。

その分金と時間と手間はかかるものの、そこまで労力を使うという訳ではない。

 

自分の到達点や弱点も知ることが出来る。来年どのように振る舞うか、飯や菓子はどのようにチョイスするか、といったこともわかる(若い頃のようにガッツリ食べるのは避けた方が良さそうであると分かった)。

 

現役の頃、センター試験模試で普段出していた点数は500点台だった。本番は780点台を出した。浪人の頃も、センター試験模試で普段出していた点数は確か600点台前半だった。本番は790点台だった。

果たして今回しっかりした対策ができずに受験した結果は694点だった。来年のセンター試験において、医学部受験でタメを張れる800点超えは出せるのだろうか。

伸び代はあると信じたい。

 

この曲を聴きながら。

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*1:同列に4人が間を空けて座る感じ

*2:それぞれ男子高校生、女子高校生、浪人生の略である。念のため

*3:個人差・試験室差・試験会場差・地域差があるのかもしれない

*4:今まで一度も満点を取ったことが無い