文系社会人は医学部進学の夢を見るか?

文系社会人が心の底から願う夢の実現のために死力を尽くす、その奮闘の記録。

文系社会人と教科書

やはり基本から着実に。

以前から何度か言及している教科書について今回は書こうと思う。

前回の受験が5年程前ということもあり、受験が終了してから高校時代に使っていた教科書は全て処分してしまっていた。

更に、どうやら学習指導要領が変更しているらしく、自分が以前学んだ範囲と、現在の高校生が学んでいる範囲(ひいては大学受験で出題される可能性のある範囲)とに若干のズレが生じているようである。

例えば理科に関していうと、以前は「○○(科目名)Ⅰ」とか「○○(科目名)Ⅱ」という区分だったのだが、現在では「○○(科目名)基礎」とか「○○(科目名)」という区分になっている。

他にも数学Cがなくなって数学はⅠA、ⅡB、Ⅲとなっていたりと、学習指導要領の変更は特に理系科目で著しい。

という訳で、まずはどのような範囲になっているのかを知るためにも、教科書を手に入れよう、ということになったのである。

高等学校の教科書の入手法

と題してはみたものの、あくまで私個人の入手に至るまでの経緯である。

知人に聞いた話ではあるが、教科書はいつでもどこでも手に入るという訳ではないらしい。教科書は売れ残りが出ると困るものらしく(また売れ残ったとしても、今後その売れ残りが売れる可能性も低いため)、学校単位などで仕入れて、余った分は教科書会社に返送、みたいな形が取られているらしい。そのため、いつでもどこでも手に入るわけではない、ということになるそうだ。

教科書を手に入れやすい時期は丁度今のような時期なのだそうだ。高等学校に教科書を売り終えた4月下旬~が入手しやすいらしい。

入手方法の手順としては、以下のようになる。

①まずは以下のサイトにアクセスし、自分の住む地域の教科書供給会社を調べる。

一般社団法人全国教科書供給協会

②次にその教科書供給会社に連絡し、最寄りの教科書販売店を教えてもらう。*1

③そしてその教科書販売店に出向くなり、電話で連絡するなりして教科書を注文する。

教科書を注文する際は、事前に「教科書のタイトル」「出版社」「教科書番号」を調べておくとスムーズに注文できる。

また、どのような教科書が発行予定なのかは文部科学省のホームページにPDFがある。

教科書目録(平成28年4月):文部科学省

今回は理系科目の教科書と、社会の教科書が必要だったので、それらを注文した。

どの教科書を注文するかについては、私は自分の出身校の学生と同じ教科書を注文することにした。(学校名+教科書で調べて使用している教科書が出てきたため)

肝心の社会科目は…?

センター試験で利用する社会科目は、日本史に決定した。暗記量は多いかもしれないが、安定して点が取れるということと、自分と相性の良い科目だからである。

2017年度センター試験の点数は53点と低かった*2が、今後の伸びしろと完成度に期待したい。

 

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今晩はこの曲を聴きながら。

アルクアラウンド

アルクアラウンド

 

*1:その教科書供給会社から教科書を購入するという方法もあるが、私の場合教科書供給会社が自宅から少し遠かったため、最寄りの教科書販売店の情報を問い合わせた

*2:参考までに地理Bの得点:75点

文系社会人と模試

2017年度の予備校模試スケジュールが発表された

駿台予備校と河合塾が行う模試の2017年度年間スケジュールが明らかになった。

駿台の方は3月上旬から発表されていた。しかし、河合塾は3月下旬から公開となっていたのについ最近まで昨年のスケジュールしかなかった。

以下に両者の模試スケジュールへのリンクを貼っておく。

高3・高卒生対象ラインナップ・申込|駿台予備学校~東大・京大・医学部をはじめとする難関大学入試に強い予備校

年間スケジュール | 年間ラインアップ | 一般生のお申し込み | 大学受験の予備校 河合塾

他に東進や代ゼミの模試等もあるが、その2つは高校時代・浪人時代に受けた記憶があまりないので、ここでは割愛する。今回の再受験でも利用しないか、大学別の模試だけ受験するかのどちらかになると思われる。

模試を受ける時期

それでは、いつごろからどの模試を受け始めるかについて記す。

以前の記事で来年度の受験になると書いたが、状況次第では今年度の受験になるかもしれないので、今年度の受験を想定した模試受験を考えていく。*1

高校時代、本格的に模試を受け始めたのは高校3年からであり、夏頃から高校で受験する模試も、また自分で学外で受験する模試も増えていった気がする。一番模試を多く受けたのは秋~冬で、年が明けた1月に入ってからも模試があった。

浪人時代は浪人時代に入った予備校の模試を春ごろから受験しており、ほぼ年間を通じて模試を受けていた記憶がある。一番模試を多く受けたのは秋だった。高校時代とは対照的に、冬は殆ど模試を受けず、自宅に籠ってセンター試験の練習をしていた。

今回は10月~11月頃に模試を多く受験し、8月頃から徐々に模試を受けて様子を見るようにしていきたい。実施される模試すべてを受験する体力も資金力もないため、模試の受験は8月~12月上旬までとする。大体ひと月に模試が1回~多くて3,4回になるように調節する。あくまで大学に合格することが目的であって模試マニアになることが目的ではないので、現役生が実力をつけてきて、尚且つ出題範囲が広範となる秋ごろの模試を受けることで、自分が受験生全体のどの位置にあるのかを測る指標としたい。

記述模試とマーク模試とのバランスも重要である。現在の予定では両方を合わせた判定が出来る範囲で受験する予定である。マーク模試は新課程の問題を解けるかどうか、自己採点が実際の点数と合っているかどうかを主眼に置き、記述模試は自分の記述が得点につながるかどうかを主眼に置いていきたい。

模試の思い出

模試といえば様々な思い出がある。高校時代、英検準一級の二次試験と学校で実施される模試が重なり、二次試験を受けてから自転車をこいで学校に戻り模試を受けるという謎の連荘があったことから、実際に自分が受験する大学で模試を受けることが出来る機会があったので模試を受験したのだが、実際に受験会場となったのは全然別の所だったということまで、色々とあった。マーク模試の場合は2日分を1日でやり遂げるため、朝8時から晩の8時まで缶詰め状態、というのもよくあった。受験も体力勝負である。

浪人時代に知り合った人は「現役時代模試で全国1位だったのに不合格になった」らしく、常々「模試はあまり信用しない方がいい」と言っていた。その人は浪人時代も模試で1位を取り、結局志望していた大学に合格した。

斯く言う私は模試で名前が何度か載り、大学別模試で全国8位になったこともあったが、結局不合格になったので、自分への戒めの意も込めて「夏頃の成績判定が良くても浮かれてはならない」とここに書いておこうと思う。模試の判定は一喜一憂しがちだが、それよりは得点出来た所、出来なかった所をしっかり洗い出し、本番につながるような模試の受け方をしたいと思う。

 

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たまには何も聴かずに。

 

*1:或いは勉強の進み具合と、模試の得点状況に応じて、今年度の受験に切り替えることも考えておく。また、来年度の受験となった場合は、ここに書いた模試の受験予定を来年度に様子を見ながら実行することにする。

文系社会人と各教科戦略②:数学

一番得点率が悪かった教科

前回の記事に引き続いて、次は数学の戦略を立てようと思う。

数学は今までの受検において致命的なまでに点が出なかった教科である。

高校時代及び浪人時代、京都大学を受験したのだが、二回とも学部は違えど、数学の得点率が一割だった。数学に呪われているか、数学が呪われているのかはわからないが、何故か点が出ないのである。

しかし、今回の受検においてはそれでは済まされないため、しっかり対策していきたい。

そもそも何故点が出ないのだろうか

数学の勉強を怠ったつもりはない。英語の何倍時間をかけたかわからないほど勉強してきたつもりではある。にも拘らず、過去には点が出なかった。

普段の授業で困ったことは無かった。通常の計算問題とか基本的な問題は答えられる。だが点が出ない。更に、数Ⅲの積分、数Aの確率・場合の数など、他の分野よりも異常に出来ない分野が所々見受けられた。また、計算はできるし、解答の道筋がたてば問題ないのだが、問題文を見てからの最初の一手が思いつかないのである。

何故得点できないのかを突き詰めて考えてみると、以下の理由が考えられた。

  • 基本的な事項を分かっていない
  • 問題の解法を知らない
  • 発想力が足りない

恐らく、数Ⅲの積分は「基本的な事項をわかっていない」から得点できなかったのだろうと思われる。公式や計算方法といった、基本的な事項の抜け漏れが多かったのだろう。

次の「問題の解法を知らない」は、定番問題や典型的な問題の解法を理解していなかったか、演習不足のために解法を覚えていなかったかのどちらかで得点できなかったのだろうと考えられる。例えば群数列や、図形の回転体の体積など、解き方の道筋がパターン化されていたものを覚えていなかったり、理解していなかった可能性が高い。

最後の「発想力が足りない」は、入試問題において最初にどうすればよいのかがわかっていない場合、最初の処理の仕方を発想できないために、大問を落としてしまったのだろうと考えられる。「発想力」とはまたふわっとした言葉だが、「ひらめき」「勘」のようなものだと思っている。そういうものが無くても数学は出来るようになると聞いたことがあるため、恐らく「発想力」というものは演習次第で身に付くものだと思われる。身に付くと信じたい。

まずは基礎の基礎から

それではここ数か月の計画を立てる。

まずは、学習指導要領等の変更により、自分が高校生の時に学んでいなかった箇所が含まれているため、それらの学習も兼ねて、また忘れてしまった内容を再びしっかりインプットするため、「スタディサプリ」の基礎中の基礎のレベルの講座から始める。

 一番基礎の講座「高1ベーシックレベル数学ⅠA」から始め、「スタンダードレベル」「ハイレベル」「トップレベル」と分野ごとに進めていく。Ⅰのベーシックレベルが終わったら、AのベーシックレベルをやりつつⅠはスタンダードレベルをやり、Aのベーシックレベルが終わったらⅡのベーシックレベルをやりつつⅠのハイレベル、Aのスタンダードレベルをやり、…という感じで数Ⅲまで終わらせる。

これだけでは問題演習量が足りないため、典型的な解法をインプットしつつアウトプットするため、教科書と併用して以下の問題集を使用しようと思う。

 

新課程チャート式解法と演習数学1+A

新課程チャート式解法と演習数学1+A

 
チャート式解法と演習数学3―新課程

チャート式解法と演習数学3―新課程

 
チャート式解法と演習数学2+B

チャート式解法と演習数学2+B

 

 取り敢えずこれらを終わらせることがここ数か月の目標である。

以降は様子を見つつ、志望大学で得点できるようにしていきたい。

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今日はこれを聴きながら。

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文系社会人と各教科戦略①:英語

目下最大の得点源、のはず

取り敢えず受験時期も受験校も決めたので、それぞれの科目の計画について書こうと思う。前回のブログの更新から間が空いてしまったが、現在の自分の環境についてはまたいずれ書き記す。

現役、浪人時代共に英語は得点源であった。センター試験においては9割を下回ったことがなく、一度目の大学生活はほぼ英語が連れてきたようなものであった。英語と連れ立ってきてからもう何年になるだろうか。…その割には喋りには自信はないが。

しかし所謂「受験英語」から離れて早5年。勘も鈍っているだろう。実際2017年度センター試験を解いてみたら9割を下回っていた。これは由々しき事態である。

更に、自分の苦手な分野ははっきりしている。よくある穴埋めの文法問題の得点率が思わしくないのである。これはTOEICの問題を解いているときもそうではあったが。あとは挙げるとすれば、要約問題であろうか。得意とする長文、リスニング、英作文においても、大学在学中に変な*1癖がついてしまっているかもしれない。イチから鍛えつつ志望大学に照準を合わせていくことにする。

文法、単語、和訳、英作の四つの柱

もしかしたらこれは私の思い込みかもしれないが、大学入試の英語の問題を解く上で重要なのは上記の4つだと思っている。その中でも重要なのが文法と単語であるが、そのどちらもが私は苦手である。それでも国公立大学の文系学部を卒業できるのだから世の中は不思議なものである。

後ろ二つの和訳と英作は前二つの派生でもあるのだが、これらは困った覚えがあまりない。どうにもならないなと思った問題は大阪外大の後期試験の過去問くらいである。よくある長文問題も、下線部和訳とか、文法問題とか、説明問題(と見せかけての和訳問題)とかの複合である。

単語がわからなければ文法が分かっても何について書いてあるかわからないし、文法がわからなければ個々の単語の意味が分かってもそのつながり方がわからない。という訳で戦略としてまずは文法と単語の二つの柱をきっちり固めていきたい。志望大学の出題傾向から、長文問題、和訳問題、英作文で構成されていることがわかったため、それらの対策は文法が終了次第していくこととする。

文法の基本は文法書

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 
総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

 

書店で見つけた上記二冊を春からこなしていくこととする。所謂穴埋め型の文法問題は自分の受検範囲ではセンター試験でしか出ないと思われるので、それはまたセンター用の問題集を用意する。この二冊で自分の文法知識の抜け漏れを補い、既に理解している事柄については理解の度合いを深めて確固たる知識としていきたい。

文法書も色々あるようだが、自分は高校時代からお世話になっていたForestを使用しようと思う。

問題は単語帳

速読英単語1必修編[改訂第6版]

速読英単語1必修編[改訂第6版]

 
速読英単語2上級編[改訂第4版]

速読英単語2上級編[改訂第4版]

 
速読英単語1必修編CD[改訂第6版]対応 (<CD>)

速読英単語1必修編CD[改訂第6版]対応 ()

 
速読英単語2上級編CD[改訂第4版]対応 (<CD>)

速読英単語2上級編CD[改訂第4版]対応 ()

 

問題は単語帳である。一番使い勝手が良いのは速読英単語シリーズであるが、両者とも高校時代・浪人時代にやりつくしており、単語もわかるものだらけである。上級編に至っては「この文章読んだ覚えがありすぎる」という状態である。

医学部受験、ということもあってそれに特化した単語帳の方が良いのだろうかなどと考えたが、志望大学の医学部の英語の問題は他の学部のものと同一であるため、一概にそうとはいえなさそうである。候補としては、 

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

 

 

テーマ別英単語academic 初級

テーマ別英単語academic 初級

 

 

テーマ別英単語ACADEMIC 中級〈02〉自然科学編

テーマ別英単語ACADEMIC 中級〈02〉自然科学編

 
テーマ別英単語ACADEMIC上級〈02〉自然科学編

テーマ別英単語ACADEMIC上級〈02〉自然科学編

 

 

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

 

 の5つが考えられるが、吟味する間は英語のリスニング対策も兼ねて、以下の物を使おうと思う。

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

 

 割と長めのアカデミックな文章を揃えており、単語も見知ったものから良く知らないものまで色々と揃っている。大学受験用の本でないので、大学受験から逸れた単語が載っている可能性はあるが、見た所問題はなさそうである。何周かCDを聴きながらやっていこうと思う。

英語に関してはまずは文法書と単語帳のみで進め、文法事項の定着と、「見て意味が分かり、和訳できるレベル」になっている単語の数を増やすことに集中し、理系科目に力を入れていきたい。取り敢えずは今年3月~4月の英語の計画として掲げ、今後の環境の変化等を鑑みて修正を加えるなりなんなりしていこうと思う。

 

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名前のない怪物

名前のない怪物

  • marasy
  • J-Pop
  • ¥250

今晩はこれを聴きながら。

*1:ここでの「変な」とは、大学入試において得点に結びつかないような、という意味である

文系社会人と映像授業

今後のこととか自分のこととか

しばらくぶりの更新となる。前回の更新から今まで、色々なことが起こったり、また体調が悪かったりしたため勉強がそんなに進んだわけではないが、自分に関することは色々と分かってきた。

一応現在頂いている休みは3月中旬までなのだが、もう2月下旬かと思うと非常に気が重い。何も休まった気がしないというのが本音であり、復帰後もし異動が無かった場合、次は風当たりの強さなども相俟って命の危険がありそうである。

自分について分かったというのは、1月末に受けた検査がどうやら知能検査というものだったようで、自分の特徴のようなものがわかった、気がする。「気がする」というのも、特徴がわかったところで、今後、ひいては医学部受験に役立てることが出来なければ現状を変えることが出来ないからである。分かることと使えることは別物、とは誰の言葉だったか。

もしも自分の特徴が「医者に向いていない」となる場合、再度方向性を考えなければならない。もう20代も半ばに差し掛かっている、後先考えずに受験するわけにはいかない。

スタディサプリを申し込んでみた。

タイトルにも書いた通り、映像授業すなわちスタディサプリを受講した。よく「月々980円(税別)~」と宣伝されているアレである。

 2017年度センター試験を受験した結果、数学と化学に関しては基礎的な事項から抜けていると感じた。これでは国公立大学個別試験対策どころの話ではないと思った上に、新課程に移行した理科・数学についてもう一度基礎からしっかり学びなおす必要があると考えたからである。

また、月々980円(税別)ならば縦しんば失敗してもリカバリーの効く金額であるというのも大きい。

受講にあたり疑問に思った点は以下の通り。そしてメールで問い合わせたところ得られた回答が⇒の先である。(2017年2月現在)

  • 科目数・講座数に関係なく月980円(税別)なのか?⇒どの講座を幾つ受講しても値段は月980円(税別)。
  • 科目によってはレベル分け*1がされているが、一度に一つのレベルしか受講することはできないのか?⇒複数受講も可能。あるレベルの途中でレベルの上げ下げを行うことも可能。
  • 複数科目で利用する場合、レベル分けは科目によって変えることが出来るのか?⇒受講科目・レベルは自由に選ぶことが出来る。レベルを科目によって変更することもできる。変更の回数制限などもない。

とのことであったので、早速申し込みをした。受講料金の支払い方法は複数あったが、私にとっては一番手軽なコンビニ決済を行うことにした。

受講料は2017年2月3日から2018年3月31日までの一括払いで11,056円。非常に手軽である。今どきの高校生のお年玉事情は分からないが、お年玉ででも払えそうな値段である。教育もここまで来たか、と感動を覚えた。或いは自分が社会人になって使えるお金のキャパが増えたからかもしれないが。

ただ、講座はテキストと講義動画から成り立っており、テキストは自分でPDFをダウンロードするか、印刷されたものを購入するかの二つから選ぶ形になっている。印刷されたものを購入する場合、受講料とは別に料金が発生するようだ。私は後述の方法を取っているため、テキストは購入していない。

実際に一講座視聴してみた。

そんなこんなで1講座視聴してみた。数学はレベルの様子見ということもあり、「高1ベーシックレベル数学ⅠA」を選択。

一番最初の講座を選択し、映像とテキストを見ながら受講していく。まるで高校時代に戻ったかのようである。

テキストをダウンロードし、以下のアプリで内容を確認しながら、パソコンの画面で講義動画を見る。

 テキストはPDF形式なので、このアプリを使って文字を書き入れる。ハイライトもお手の物だ。指で書きこむことができ、操作も割とスムーズである。他にもPDFに書き込めるアプリは多数存在するので、自分に合ったものを使用すると更にやりやすいと思われる。

欲を言えばi PadとかApple Pencilといったハイテクガジェットがあればさらに楽しく勉強ができるのかもしれないが、今のところこれで困ってはいない。

数学なので、途中で問題を解くときには紙に書くようにする。使用するのは以下のメモパッドがメインである。

ブロックロディア No.08 (210×74mm) cf8200

ブロックロディア No.08 (210×74mm) cf8200

 

 大学生のころに大学生協で安売りしていたときがあり、複数持っている。これを横にして使うとデスクでもかさばらない。今後問題の難易度が難しくなると、これだけだと計算スペース等が取りにくくなることが予想されるので、簡易な計算やメモはこれで済ませ、じっくり取り組む問題だけ印刷するというのも手かもしれない。

 

全体的な講座の感想としては、ベーシックレベルは私にとってやや簡単な内容であると思われる。とはいえ、確率や数Ⅲなどのどちらかといえば苦手な範囲になるとどうなるかわからないので、暫くこのまま講座を受講していこうと思う。

 

一応計画としては螺旋型に学習を進めていこうと思っている。ベーシックで習ったことの復習、発展形としてスタンダード、スタンダードで習ったことの復習、発展形としてハイレベル、トップレベル、といった感じで。数学はそれに合わせて「黄チャート」を使用して練習を積み、基礎を身に着ける予定である。

チャート式解法と演習数学2+B

チャート式解法と演習数学2+B

 
新課程チャート式解法と演習数学1+A

新課程チャート式解法と演習数学1+A

 
チャート式解法と演習数学3―新課程

チャート式解法と演習数学3―新課程

 

 他の理系科目も同様に進めていきたいが、理科の場合は教科書と資料集(図説)をベースとして知識を積んでいきたいので、理系科目は教科書を購入しようと予定している。

次回は教科書購入について書きたい。

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今日は以下の曲を聴きながら。 


【ポケモン】レッド戦を弾いてみた(オケアレンジver)

 

 

*1:例えば数学であればベーシック、スタンダード、ハイレベル、トップレベルといったように科目によっては学年だけでなくレベルによっても分けられている

文系社会人とセンター試験のお約束

これはどの資格試験にも通じると思っている

約2週間ぶりの更新となった。前回の更新以降、体調が優れなかったり、部屋の片付けをしていたり、図書館で借りた本を読んでいたり、パソコンの整頓をしていたり、自転車に乗ったり、病院で検査をしたりと色々と医学部受験に向けての直接的、或いは間接的な準備をしていた。前回のセンター試験の結果を受けて具体的にどう行動していくかは次の記事で記そうと思う。今回は、今まで色々とお世話になってきたマーク式の試験でどうするか、について纏めておきたい*1

演習の仕方

前回の記事で2017年度のセンター試験を家で解いたと記した。

rodofaesculapius.hatenablog.com

 センター試験の問題に限らず、資格試験等でも過去問演習をする機会があると思うし、多くの人が時間を計って解くであろうと思われる。例えば数学であれば1科目60分、といった具合に。

それだけでなく、試験が実施される時間も当日と同じようにすると望ましい。例えば10時から始まる試験の場合は実際に10時から始める、といったようにである。欲を言えば制限時間を実際の時間の8割と定めて解くようにすると当日余裕をもって問題を解くことが出来る。

今回であれば1日目の教科は午前9時半から、2日目は午前11時20分からということになる。

勿論休憩時間も定められた通りにとる。センター試験の場合、休憩時間が妙に長いことがあるので、過ごし方を考えておいた方が良い。

最近は便利になったものだ

マーク試験の場合は出来る限り本番と同じような形の試験用紙を使うようにする。

実用英語技能検定の場合は出版社の問題集等にマークシートの用紙がついていたり、出版社のインターネットサイトからダウンロードできたりする。*2

TOEICの場合はマークシートをダウンロードできるサイトがあるのを発見した。勿論、公式問題集にも付属しているので、それをコピーしても使える。

sanapapatoeic.net

センター試験の場合は、自分が高校生や浪人生だったときは模試の時に余っていたマークシート冊子を貰ってきてそれを使用していたが、現在は印刷して使用することができる。時代は進歩したものだ。単に高校生や浪人生の頃はあまりパソコンに近寄らなかったからかもしれないが…。

aporia.zouri.jp

マーク式試験用筆箱を用意しておくと便利

マーク式の試験の場合、大抵マークにシャープペンシルではなく鉛筆を指定されている。マークシートシャープペンシルもあるにはあるようだが、個人的には塗りにくい感じがするので、マークシート用の鉛筆を使っている。

 個人的にはこの鉛筆の種類が気に入っている。また、和歌や数字などが書かれた鉛筆が使えない場合もあるようなので、あまり色々と書かれていない方が望ましい。上記の鉛筆で2回センター試験を受験したが、問題はなかった*3

気になる人は無地の鉛筆を使用した方が良いかもしれない。

 消しゴムに関しては消し残しがダブルマーク判定にならないよう、よく消せるものを選択する必要がある。個人的にはAinが気に入っている。Ainの黒バージョンがあるらしいのでそれを買ってみたいが、昔まとめ買いした消しゴムがまだ残っているはずなのでそれを使い切ってからにする。

ぺんてる 消しゴム アイン XZEAH6ST 10個パック

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 なお、付属の鉛筆キャップを使用していると、私の場合何故か割れてしまうので、割れたら即金属製のキャップに替えるようにしている。金属製のキャップは100均などでよく売られている。

 尚、練習で鉛筆を使用すると勿論の如く短くなるので、本番までに短くなりすぎないようにする。あまりに長すぎると使いにくいので、鉛筆を持った時に少し鉛筆の後ろが出ているようにすると持ちやすい。

鉛筆削り器については大型でないもの、など試験に指定がされている場合があるので試験の諸注意を読んでおく。

高校の担任教師はステッドラーの鉛筆削り器が良いと言っていたが、別にちゃんと削ることが出来れば問題はないと私は思う。削り方を五段階に調節できるものを自分は使っていた。

 道具で結果が決まるわけではないが…

練習方法や道具の見直しがパフォーマンスを少しでも上げることに役立てば儲けものである。

 

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本日はこの曲を聴きながら。

 

ヒカリアレ

ヒカリアレ

  • BURNOUT SYNDROMES
  • ロック
  • ¥250

 

*1:現時点での備忘録的な位置づけになると思われる。受験終了後、もっとわかりやすい形でまとめたい

*2:2015年/実用英語技能検定一級の場合の情報

*3:あくまで個人の感想になる。この情報をもとに行動された結果生じるいかなる問題についても責任は一切負わないので悪しからず

文系社会人と5年ぶりのセンター試験

5教科8科目解いてみた…5年ぶりに。

2017年度センター試験の問題を家で解いてみた*1

科目は英語、国語、数学I・A、数学Ⅱ・B、日本史B現代社会、生物、化学である。一応参考までに地理Bの問題も後日解きたい。

それぞれの点数は、

英語:166(83%)

国語:180(90%)

数学I・A:46(46%)

数学Ⅱ・B:24(24%)

日本史B:53(53%)

現代社会:83(83%)

生物:83(83%)

化学:36(36%)

5教科7科目*2合計:588/900(得点率*3:65.3%)

720点のボーダーを越えられなかったので受験は2019年になる。

それぞれの科目の感想・感触

英語は凡ミスの連続で、現役・浪人時代稀にしか見なかった8割となってしまった。長文での間違いとかいつぶりだろうか。自分の感触として、問題自体がさほど難しいというのはなかったが、文法事項の記憶に曖昧な点が見られる。

国語は現役・浪人時代とさほど変わらない点数である。ただ、問題を解くスピードが落ちており、時間ぎりぎりで解答完了となった。古文・漢文は久しぶりに読んだ感があり、古文に至っては文法事項がすっかり抜けていた。とはいえそれほど難しい問題ではない。漢文は中国の物ではなく、江戸時代、それも新井白石の手によるものだったので「中国っぽくないな~」と思いながら解いていた。現役・浪人時代は選択肢をビャッビャッと切っていき、残ったものを選ぶ作業が非常に速く出来ていたのだが、明らかにスピードが落ちている。点数自体の変化がないことが驚きである。

数学は新課程で出てきた分布図?みたいなものに苦戦したが、それよりも「解法・公式を忘れていること」に驚愕した。ベクトル、2倍角の定理、図形の解法、sinやcosの値、二次関数の接線の求め方などなど、5年前は普通に解けていた問題を目にして、解き方が全く出てこないことに危機感を覚えた。これは基礎の基礎から始めなければなるまい。さほど難易度は高くないはずだが、基本的な事項すら忘れてしまっていたので上記のような点数になってしまった。

日本史Bも大まかな時代の区分は覚えてはいるものの、細かい歴史的事項は抜け落ちている。また、問題の傾向が5年前とはやはり変わっており、場所と出来事を問う問題などが出てきていた。

現代社会は通訳案内士試験の「一般常識」の免除権を得るために必要なので受験する予定である。今回の点数を見て免除条件である60点を超えていたため、特に対策を行う必要はなさそうである。問題は殆ど常識問題で、特に難しいということは無いと思われる。ただ、現代社会は高校一年生の時、政治や哲学、経済などの事柄以外をメインに学習してそれっきりだったのでもう9年くらいブランクがあることになる。全く「現代」ではない。ただグラフや表の考察問題など、その場で「見て解ける」問題も多かった。

生物、化学は新課程になり以前は生物Ⅱ、化学Ⅱだった範囲のものがセンター試験で出てきたため、モノによっては実際6年ぶりのご対面となった。

生物は細かい知識は抜けているものの、実験結果から考察する問題など「見て解ける」問題が多かったため、余り5年前と差のない点数になっていると思われる。また、全体的にさほど難しい問題ではなかった。5年前と比べると問題量は増えたような気がするが。やはり一番好きな科目の知識はあまり衰えていないということだろうか。

化学は平衡や高分子などかつては化学Ⅱの範囲だった問題が出題されていたことは勿論、数学と同じく「解法・知識を忘れている」問題も多々あった。特に計算問題はやり方を大いに忘れている。こちらも早急に基礎から対策を練らねばならない。

今後どうする?

前回の記事で記した「720点以下だった場合」の予定表に沿って学習を進めていく予定であるが、今回の結果を受けて少し内容の修正を加える必要がある分野もある。

また、思いっきり基礎が抜けている科目があることが分かったため、そちらの学習も始めていきたい。

 

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今晩は何も聴かずに。

*1:リスニングを除く

*2:現代社会を除き、英語はリスニング+筆記試験で圧縮するのではなく、筆記試験のみで計算

*3:小数点第二位を四捨五入