文系社会人は医学部進学の夢を見るか?

文系社会人が心の底から願う夢の実現のために死力を尽くす、その奮闘の記録。

文系社会人と各教科戦略②:数学

一番得点率が悪かった教科

前回の記事に引き続いて、次は数学の戦略を立てようと思う。

数学は今までの受検において致命的なまでに点が出なかった教科である。

高校時代及び浪人時代、京都大学を受験したのだが、二回とも学部は違えど、数学の得点率が一割だった。数学に呪われているか、数学が呪われているのかはわからないが、何故か点が出ないのである。

しかし、今回の受検においてはそれでは済まされないため、しっかり対策していきたい。

そもそも何故点が出ないのだろうか

数学の勉強を怠ったつもりはない。英語の何倍時間をかけたかわからないほど勉強してきたつもりではある。にも拘らず、過去には点が出なかった。

普段の授業で困ったことは無かった。通常の計算問題とか基本的な問題は答えられる。だが点が出ない。更に、数Ⅲの積分、数Aの確率・場合の数など、他の分野よりも異常に出来ない分野が所々見受けられた。また、計算はできるし、解答の道筋がたてば問題ないのだが、問題文を見てからの最初の一手が思いつかないのである。

何故得点できないのかを突き詰めて考えてみると、以下の理由が考えられた。

  • 基本的な事項を分かっていない
  • 問題の解法を知らない
  • 発想力が足りない

恐らく、数Ⅲの積分は「基本的な事項をわかっていない」から得点できなかったのだろうと思われる。公式や計算方法といった、基本的な事項の抜け漏れが多かったのだろう。

次の「問題の解法を知らない」は、定番問題や典型的な問題の解法を理解していなかったか、演習不足のために解法を覚えていなかったかのどちらかで得点できなかったのだろうと考えられる。例えば群数列や、図形の回転体の体積など、解き方の道筋がパターン化されていたものを覚えていなかったり、理解していなかった可能性が高い。

最後の「発想力が足りない」は、入試問題において最初にどうすればよいのかがわかっていない場合、最初の処理の仕方を発想できないために、大問を落としてしまったのだろうと考えられる。「発想力」とはまたふわっとした言葉だが、「ひらめき」「勘」のようなものだと思っている。そういうものが無くても数学は出来るようになると聞いたことがあるため、恐らく「発想力」というものは演習次第で身に付くものだと思われる。身に付くと信じたい。

まずは基礎の基礎から

それではここ数か月の計画を立てる。

まずは、学習指導要領等の変更により、自分が高校生の時に学んでいなかった箇所が含まれているため、それらの学習も兼ねて、また忘れてしまった内容を再びしっかりインプットするため、「スタディサプリ」の基礎中の基礎のレベルの講座から始める。

 一番基礎の講座「高1ベーシックレベル数学ⅠA」から始め、「スタンダードレベル」「ハイレベル」「トップレベル」と分野ごとに進めていく。Ⅰのベーシックレベルが終わったら、AのベーシックレベルをやりつつⅠはスタンダードレベルをやり、Aのベーシックレベルが終わったらⅡのベーシックレベルをやりつつⅠのハイレベル、Aのスタンダードレベルをやり、…という感じで数Ⅲまで終わらせる。

これだけでは問題演習量が足りないため、典型的な解法をインプットしつつアウトプットするため、教科書と併用して以下の問題集を使用しようと思う。

 

新課程チャート式解法と演習数学1+A

新課程チャート式解法と演習数学1+A

 
チャート式解法と演習数学3―新課程

チャート式解法と演習数学3―新課程

 
チャート式解法と演習数学2+B

チャート式解法と演習数学2+B

 

 取り敢えずこれらを終わらせることがここ数か月の目標である。

以降は様子を見つつ、志望大学で得点できるようにしていきたい。

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今日はこれを聴きながら。

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文系社会人と各教科戦略①:英語

目下最大の得点源、のはず

取り敢えず受験時期も受験校も決めたので、それぞれの科目の計画について書こうと思う。前回のブログの更新から間が空いてしまったが、現在の自分の環境についてはまたいずれ書き記す。

現役、浪人時代共に英語は得点源であった。センター試験においては9割を下回ったことがなく、一度目の大学生活はほぼ英語が連れてきたようなものであった。英語と連れ立ってきてからもう何年になるだろうか。…その割には喋りには自信はないが。

しかし所謂「受験英語」から離れて早5年。勘も鈍っているだろう。実際2017年度センター試験を解いてみたら9割を下回っていた。これは由々しき事態である。

更に、自分の苦手な分野ははっきりしている。よくある穴埋めの文法問題の得点率が思わしくないのである。これはTOEICの問題を解いているときもそうではあったが。あとは挙げるとすれば、要約問題であろうか。得意とする長文、リスニング、英作文においても、大学在学中に変な*1癖がついてしまっているかもしれない。イチから鍛えつつ志望大学に照準を合わせていくことにする。

文法、単語、和訳、英作の四つの柱

もしかしたらこれは私の思い込みかもしれないが、大学入試の英語の問題を解く上で重要なのは上記の4つだと思っている。その中でも重要なのが文法と単語であるが、そのどちらもが私は苦手である。それでも国公立大学の文系学部を卒業できるのだから世の中は不思議なものである。

後ろ二つの和訳と英作は前二つの派生でもあるのだが、これらは困った覚えがあまりない。どうにもならないなと思った問題は大阪外大の後期試験の過去問くらいである。よくある長文問題も、下線部和訳とか、文法問題とか、説明問題(と見せかけての和訳問題)とかの複合である。

単語がわからなければ文法が分かっても何について書いてあるかわからないし、文法がわからなければ個々の単語の意味が分かってもそのつながり方がわからない。という訳で戦略としてまずは文法と単語の二つの柱をきっちり固めていきたい。志望大学の出題傾向から、長文問題、和訳問題、英作文で構成されていることがわかったため、それらの対策は文法が終了次第していくこととする。

文法の基本は文法書

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 
総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング

 

書店で見つけた上記二冊を春からこなしていくこととする。所謂穴埋め型の文法問題は自分の受検範囲ではセンター試験でしか出ないと思われるので、それはまたセンター用の問題集を用意する。この二冊で自分の文法知識の抜け漏れを補い、既に理解している事柄については理解の度合いを深めて確固たる知識としていきたい。

文法書も色々あるようだが、自分は高校時代からお世話になっていたForestを使用しようと思う。

問題は単語帳

速読英単語1必修編[改訂第6版]

速読英単語1必修編[改訂第6版]

 
速読英単語2上級編[改訂第4版]

速読英単語2上級編[改訂第4版]

 
速読英単語1必修編CD[改訂第6版]対応 (<CD>)

速読英単語1必修編CD[改訂第6版]対応 ()

 
速読英単語2上級編CD[改訂第4版]対応 (<CD>)

速読英単語2上級編CD[改訂第4版]対応 ()

 

問題は単語帳である。一番使い勝手が良いのは速読英単語シリーズであるが、両者とも高校時代・浪人時代にやりつくしており、単語もわかるものだらけである。上級編に至っては「この文章読んだ覚えがありすぎる」という状態である。

医学部受験、ということもあってそれに特化した単語帳の方が良いのだろうかなどと考えたが、志望大学の医学部の英語の問題は他の学部のものと同一であるため、一概にそうとはいえなさそうである。候補としては、 

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

話題別英単語リンガメタリカ[改訂版]

 

 

テーマ別英単語academic 初級

テーマ別英単語academic 初級

 

 

テーマ別英単語ACADEMIC 中級〈02〉自然科学編

テーマ別英単語ACADEMIC 中級〈02〉自然科学編

 
テーマ別英単語ACADEMIC上級〈02〉自然科学編

テーマ別英単語ACADEMIC上級〈02〉自然科学編

 

 

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

速読速聴・英単語 Advanced 1100 ver.4

 

 の5つが考えられるが、吟味する間は英語のリスニング対策も兼ねて、以下の物を使おうと思う。

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

CD付 英検1級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書)

 

 割と長めのアカデミックな文章を揃えており、単語も見知ったものから良く知らないものまで色々と揃っている。大学受験用の本でないので、大学受験から逸れた単語が載っている可能性はあるが、見た所問題はなさそうである。何周かCDを聴きながらやっていこうと思う。

英語に関してはまずは文法書と単語帳のみで進め、文法事項の定着と、「見て意味が分かり、和訳できるレベル」になっている単語の数を増やすことに集中し、理系科目に力を入れていきたい。取り敢えずは今年3月~4月の英語の計画として掲げ、今後の環境の変化等を鑑みて修正を加えるなりなんなりしていこうと思う。

 

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名前のない怪物

名前のない怪物

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今晩はこれを聴きながら。

*1:ここでの「変な」とは、大学入試において得点に結びつかないような、という意味である

文系社会人と映像授業

今後のこととか自分のこととか

しばらくぶりの更新となる。前回の更新から今まで、色々なことが起こったり、また体調が悪かったりしたため勉強がそんなに進んだわけではないが、自分に関することは色々と分かってきた。

一応現在頂いている休みは3月中旬までなのだが、もう2月下旬かと思うと非常に気が重い。何も休まった気がしないというのが本音であり、復帰後もし異動が無かった場合、次は風当たりの強さなども相俟って命の危険がありそうである。

自分について分かったというのは、1月末に受けた検査がどうやら知能検査というものだったようで、自分の特徴のようなものがわかった、気がする。「気がする」というのも、特徴がわかったところで、今後、ひいては医学部受験に役立てることが出来なければ現状を変えることが出来ないからである。分かることと使えることは別物、とは誰の言葉だったか。

もしも自分の特徴が「医者に向いていない」となる場合、再度方向性を考えなければならない。もう20代も半ばに差し掛かっている、後先考えずに受験するわけにはいかない。

スタディサプリを申し込んでみた。

タイトルにも書いた通り、映像授業すなわちスタディサプリを受講した。よく「月々980円(税別)~」と宣伝されているアレである。

 2017年度センター試験を受験した結果、数学と化学に関しては基礎的な事項から抜けていると感じた。これでは国公立大学個別試験対策どころの話ではないと思った上に、新課程に移行した理科・数学についてもう一度基礎からしっかり学びなおす必要があると考えたからである。

また、月々980円(税別)ならば縦しんば失敗してもリカバリーの効く金額であるというのも大きい。

受講にあたり疑問に思った点は以下の通り。そしてメールで問い合わせたところ得られた回答が⇒の先である。(2017年2月現在)

  • 科目数・講座数に関係なく月980円(税別)なのか?⇒どの講座を幾つ受講しても値段は月980円(税別)。
  • 科目によってはレベル分け*1がされているが、一度に一つのレベルしか受講することはできないのか?⇒複数受講も可能。あるレベルの途中でレベルの上げ下げを行うことも可能。
  • 複数科目で利用する場合、レベル分けは科目によって変えることが出来るのか?⇒受講科目・レベルは自由に選ぶことが出来る。レベルを科目によって変更することもできる。変更の回数制限などもない。

とのことであったので、早速申し込みをした。受講料金の支払い方法は複数あったが、私にとっては一番手軽なコンビニ決済を行うことにした。

受講料は2017年2月3日から2018年3月31日までの一括払いで11,056円。非常に手軽である。今どきの高校生のお年玉事情は分からないが、お年玉ででも払えそうな値段である。教育もここまで来たか、と感動を覚えた。或いは自分が社会人になって使えるお金のキャパが増えたからかもしれないが。

ただ、講座はテキストと講義動画から成り立っており、テキストは自分でPDFをダウンロードするか、印刷されたものを購入するかの二つから選ぶ形になっている。印刷されたものを購入する場合、受講料とは別に料金が発生するようだ。私は後述の方法を取っているため、テキストは購入していない。

実際に一講座視聴してみた。

そんなこんなで1講座視聴してみた。数学はレベルの様子見ということもあり、「高1ベーシックレベル数学ⅠA」を選択。

一番最初の講座を選択し、映像とテキストを見ながら受講していく。まるで高校時代に戻ったかのようである。

テキストをダウンロードし、以下のアプリで内容を確認しながら、パソコンの画面で講義動画を見る。

 テキストはPDF形式なので、このアプリを使って文字を書き入れる。ハイライトもお手の物だ。指で書きこむことができ、操作も割とスムーズである。他にもPDFに書き込めるアプリは多数存在するので、自分に合ったものを使用すると更にやりやすいと思われる。

欲を言えばi PadとかApple Pencilといったハイテクガジェットがあればさらに楽しく勉強ができるのかもしれないが、今のところこれで困ってはいない。

数学なので、途中で問題を解くときには紙に書くようにする。使用するのは以下のメモパッドがメインである。

ブロックロディア No.08 (210×74mm) cf8200

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 大学生のころに大学生協で安売りしていたときがあり、複数持っている。これを横にして使うとデスクでもかさばらない。今後問題の難易度が難しくなると、これだけだと計算スペース等が取りにくくなることが予想されるので、簡易な計算やメモはこれで済ませ、じっくり取り組む問題だけ印刷するというのも手かもしれない。

 

全体的な講座の感想としては、ベーシックレベルは私にとってやや簡単な内容であると思われる。とはいえ、確率や数Ⅲなどのどちらかといえば苦手な範囲になるとどうなるかわからないので、暫くこのまま講座を受講していこうと思う。

 

一応計画としては螺旋型に学習を進めていこうと思っている。ベーシックで習ったことの復習、発展形としてスタンダード、スタンダードで習ったことの復習、発展形としてハイレベル、トップレベル、といった感じで。数学はそれに合わせて「黄チャート」を使用して練習を積み、基礎を身に着ける予定である。

チャート式解法と演習数学2+B

チャート式解法と演習数学2+B

 
新課程チャート式解法と演習数学1+A

新課程チャート式解法と演習数学1+A

 
チャート式解法と演習数学3―新課程

チャート式解法と演習数学3―新課程

 

 他の理系科目も同様に進めていきたいが、理科の場合は教科書と資料集(図説)をベースとして知識を積んでいきたいので、理系科目は教科書を購入しようと予定している。

次回は教科書購入について書きたい。

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今日は以下の曲を聴きながら。 


【ポケモン】レッド戦を弾いてみた(オケアレンジver)

 

 

*1:例えば数学であればベーシック、スタンダード、ハイレベル、トップレベルといったように科目によっては学年だけでなくレベルによっても分けられている

文系社会人とセンター試験のお約束

これはどの資格試験にも通じると思っている

約2週間ぶりの更新となった。前回の更新以降、体調が優れなかったり、部屋の片付けをしていたり、図書館で借りた本を読んでいたり、パソコンの整頓をしていたり、自転車に乗ったり、病院で検査をしたりと色々と医学部受験に向けての直接的、或いは間接的な準備をしていた。前回のセンター試験の結果を受けて具体的にどう行動していくかは次の記事で記そうと思う。今回は、今まで色々とお世話になってきたマーク式の試験でどうするか、について纏めておきたい*1

演習の仕方

前回の記事で2017年度のセンター試験を家で解いたと記した。

rodofaesculapius.hatenablog.com

 センター試験の問題に限らず、資格試験等でも過去問演習をする機会があると思うし、多くの人が時間を計って解くであろうと思われる。例えば数学であれば1科目60分、といった具合に。

それだけでなく、試験が実施される時間も当日と同じようにすると望ましい。例えば10時から始まる試験の場合は実際に10時から始める、といったようにである。欲を言えば制限時間を実際の時間の8割と定めて解くようにすると当日余裕をもって問題を解くことが出来る。

今回であれば1日目の教科は午前9時半から、2日目は午前11時20分からということになる。

勿論休憩時間も定められた通りにとる。センター試験の場合、休憩時間が妙に長いことがあるので、過ごし方を考えておいた方が良い。

最近は便利になったものだ

マーク試験の場合は出来る限り本番と同じような形の試験用紙を使うようにする。

実用英語技能検定の場合は出版社の問題集等にマークシートの用紙がついていたり、出版社のインターネットサイトからダウンロードできたりする。*2

TOEICの場合はマークシートをダウンロードできるサイトがあるのを発見した。勿論、公式問題集にも付属しているので、それをコピーしても使える。

sanapapatoeic.net

センター試験の場合は、自分が高校生や浪人生だったときは模試の時に余っていたマークシート冊子を貰ってきてそれを使用していたが、現在は印刷して使用することができる。時代は進歩したものだ。単に高校生や浪人生の頃はあまりパソコンに近寄らなかったからかもしれないが…。

aporia.zouri.jp

マーク式試験用筆箱を用意しておくと便利

マーク式の試験の場合、大抵マークにシャープペンシルではなく鉛筆を指定されている。マークシートシャープペンシルもあるにはあるようだが、個人的には塗りにくい感じがするので、マークシート用の鉛筆を使っている。

 個人的にはこの鉛筆の種類が気に入っている。また、和歌や数字などが書かれた鉛筆が使えない場合もあるようなので、あまり色々と書かれていない方が望ましい。上記の鉛筆で2回センター試験を受験したが、問題はなかった*3

気になる人は無地の鉛筆を使用した方が良いかもしれない。

 消しゴムに関しては消し残しがダブルマーク判定にならないよう、よく消せるものを選択する必要がある。個人的にはAinが気に入っている。Ainの黒バージョンがあるらしいのでそれを買ってみたいが、昔まとめ買いした消しゴムがまだ残っているはずなのでそれを使い切ってからにする。

ぺんてる 消しゴム アイン XZEAH6ST 10個パック

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 なお、付属の鉛筆キャップを使用していると、私の場合何故か割れてしまうので、割れたら即金属製のキャップに替えるようにしている。金属製のキャップは100均などでよく売られている。

 尚、練習で鉛筆を使用すると勿論の如く短くなるので、本番までに短くなりすぎないようにする。あまりに長すぎると使いにくいので、鉛筆を持った時に少し鉛筆の後ろが出ているようにすると持ちやすい。

鉛筆削り器については大型でないもの、など試験に指定がされている場合があるので試験の諸注意を読んでおく。

高校の担任教師はステッドラーの鉛筆削り器が良いと言っていたが、別にちゃんと削ることが出来れば問題はないと私は思う。削り方を五段階に調節できるものを自分は使っていた。

 道具で結果が決まるわけではないが…

練習方法や道具の見直しがパフォーマンスを少しでも上げることに役立てば儲けものである。

 

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本日はこの曲を聴きながら。

 

ヒカリアレ

ヒカリアレ

  • BURNOUT SYNDROMES
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*1:現時点での備忘録的な位置づけになると思われる。受験終了後、もっとわかりやすい形でまとめたい

*2:2015年/実用英語技能検定一級の場合の情報

*3:あくまで個人の感想になる。この情報をもとに行動された結果生じるいかなる問題についても責任は一切負わないので悪しからず

文系社会人と5年ぶりのセンター試験

5教科8科目解いてみた…5年ぶりに。

2017年度センター試験の問題を家で解いてみた*1

科目は英語、国語、数学I・A、数学Ⅱ・B、日本史B現代社会、生物、化学である。一応参考までに地理Bの問題も後日解きたい。

それぞれの点数は、

英語:166(83%)

国語:180(90%)

数学I・A:46(46%)

数学Ⅱ・B:24(24%)

日本史B:53(53%)

現代社会:83(83%)

生物:83(83%)

化学:36(36%)

5教科7科目*2合計:588/900(得点率*3:65.3%)

720点のボーダーを越えられなかったので受験は2019年になる。

それぞれの科目の感想・感触

英語は凡ミスの連続で、現役・浪人時代稀にしか見なかった8割となってしまった。長文での間違いとかいつぶりだろうか。自分の感触として、問題自体がさほど難しいというのはなかったが、文法事項の記憶に曖昧な点が見られる。

国語は現役・浪人時代とさほど変わらない点数である。ただ、問題を解くスピードが落ちており、時間ぎりぎりで解答完了となった。古文・漢文は久しぶりに読んだ感があり、古文に至っては文法事項がすっかり抜けていた。とはいえそれほど難しい問題ではない。漢文は中国の物ではなく、江戸時代、それも新井白石の手によるものだったので「中国っぽくないな~」と思いながら解いていた。現役・浪人時代は選択肢をビャッビャッと切っていき、残ったものを選ぶ作業が非常に速く出来ていたのだが、明らかにスピードが落ちている。点数自体の変化がないことが驚きである。

数学は新課程で出てきた分布図?みたいなものに苦戦したが、それよりも「解法・公式を忘れていること」に驚愕した。ベクトル、2倍角の定理、図形の解法、sinやcosの値、二次関数の接線の求め方などなど、5年前は普通に解けていた問題を目にして、解き方が全く出てこないことに危機感を覚えた。これは基礎の基礎から始めなければなるまい。さほど難易度は高くないはずだが、基本的な事項すら忘れてしまっていたので上記のような点数になってしまった。

日本史Bも大まかな時代の区分は覚えてはいるものの、細かい歴史的事項は抜け落ちている。また、問題の傾向が5年前とはやはり変わっており、場所と出来事を問う問題などが出てきていた。

現代社会は通訳案内士試験の「一般常識」の免除権を得るために必要なので受験する予定である。今回の点数を見て免除条件である60点を超えていたため、特に対策を行う必要はなさそうである。問題は殆ど常識問題で、特に難しいということは無いと思われる。ただ、現代社会は高校一年生の時、政治や哲学、経済などの事柄以外をメインに学習してそれっきりだったのでもう9年くらいブランクがあることになる。全く「現代」ではない。ただグラフや表の考察問題など、その場で「見て解ける」問題も多かった。

生物、化学は新課程になり以前は生物Ⅱ、化学Ⅱだった範囲のものがセンター試験で出てきたため、モノによっては実際6年ぶりのご対面となった。

生物は細かい知識は抜けているものの、実験結果から考察する問題など「見て解ける」問題が多かったため、余り5年前と差のない点数になっていると思われる。また、全体的にさほど難しい問題ではなかった。5年前と比べると問題量は増えたような気がするが。やはり一番好きな科目の知識はあまり衰えていないということだろうか。

化学は平衡や高分子などかつては化学Ⅱの範囲だった問題が出題されていたことは勿論、数学と同じく「解法・知識を忘れている」問題も多々あった。特に計算問題はやり方を大いに忘れている。こちらも早急に基礎から対策を練らねばならない。

今後どうする?

前回の記事で記した「720点以下だった場合」の予定表に沿って学習を進めていく予定であるが、今回の結果を受けて少し内容の修正を加える必要がある分野もある。

また、思いっきり基礎が抜けている科目があることが分かったため、そちらの学習も始めていきたい。

 

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今晩は何も聴かずに。

*1:リスニングを除く

*2:現代社会を除き、英語はリスニング+筆記試験で圧縮するのではなく、筆記試験のみで計算

*3:小数点第二位を四捨五入

文系社会人の方針決定3:受験時期決定

チャンスは一回きり、それでダメならそれまで

センター試験一日目が終了した。私は明日朝刊に掲載されるセンター試験一日目の問題を、センター試験の日程通りに解いてみようと思う。その点数如何によって受験年度を決定する。

文系新米社会人であるため、貯蓄はそんなにない。というより、大学生の頃からそんなに豊かに生活していたわけではない。それ故、受験は一回きり、それで不合格なら諦める。

また受験の期限も既に切っている。「夢に期限を付けろ」とは誰の言葉だったか。

遅くて2020年度入学、早くて2018年度入学。というのも、2021年より試験形態が変更される可能性があるからだ。

www.keinet.ne.jp

自分の年齢的なものもある、医学部卒業及び医師国家試験合格を30代前半にもってこないと、一人前になるのに10年かかるとして、自分の技能のピークと労働のピークがずれる可能性があるからである。

それ故に明日以降二日にわたって解くセンター試験の点数で受験時期を決定したい。

あまりに実力に開きがあるようならば「無駄撃ち」を防ぐためにこの一年は実力養成に力を入れたいし、足きりにならない程の実力を現時点で一応は有しているという事ならすぐにでも受験準備に取り掛かる必要がある。

センター試験国公立大学の試験とでは勿論形式も難易度も異なるが、まずは第一の関門、5年のブランクがある現在の時点での実力の試金石として今年のセンター試験を利用したい。

点数毎のプラン

センター試験の点数:720点以上

入学時期:2018年4月

受験時期:2018年1月、2月

2017年1月~3月:基礎力養成期

2017年4月~9月:実践演習期

2017年10月~11月:過去問演習期1

2017年12月~2018年1月中旬:センター試験演習期

2018年1月中旬~2月下旬:過去問演習期2

模試受験時期:2017年8月以降

受験予定模試:夏以降のマーク模試、記述模試(駿台河合塾)、阪大模試(駿台河合塾)

休職の期限である3月中旬までに生活習慣を見直し、4月が始まるまでに志望校の傾向を分析しつつ2次試験で使用する科目の基礎力を養成する。予定通り復帰できるかはわからないが、復帰した場合は復帰後様子を見ながら実践演習を積み、夏以降の模試で様子を見ていく。

模試の判定・点数を見つつ志望校を決定し、秋ごろから過去問演習を積む。12月から1か月間センター試験に向けた演習を行う。センター試験の結果から志望校を決定して出願して出願校の過去問演習を行う。

問題は復帰後に勉強量を確保できるかどうかである。ある程度は勉強量も必要であるため、平日3時間、休日8時間~14時間は確保したいが、残業等の増減、体の不調等が心配である。

センター試験の点数:720点以下

入学時期:2019年4月

受験時期:2019年1月、2月

2017年1月~3月:基礎力養成期【英・数】

2017年4月~6月:基礎力養成期【化学・生物】

2017年7月~9月:実践演習期【英・数】

2017年10月~12月:実践演習期【化学・生物】

2018年1月中旬:センター試験試し受験

2018年1月~3月:過去問分析

2018年4月~9月:実践演習期【二次使用全教科】及びセンター試験演習期【国語・社会】

2018年10月~11月:過去問演習期1

2018年12月~2019年1月中旬:センター試験演習期

2019年1月中旬~2月下旬:過去問演習期2

模試受験時期:2018年夏以降

受験予定模試:夏以降のマーク模試、記述模試(駿台河合塾)、阪大模試(駿台河合塾)

センター試験の点数が低かった場合、休職の期限である3月中旬までに生活習慣を見直し、4月が始まるまでに志望校の傾向を分析しつつ実力の付きにくい英語、数学から基礎力を養成する。予定通り復帰できるかはわからないが、復帰した場合は復帰後様子を見ながら化学と生物の基礎力を養成し、夏以降も実践演習を積んでいく。来年中旬のセンター試験を試しに受験し、点数の伸びを見てみる。点数の伸び方、実践演習の完成度合いから受験校を絞り分析をはじめ、センター試験で使用する国語・社会の対策をしつつ更に実践演習を重ねる。模試の判定・点数を見つつ秋ごろから過去問演習を積み、12月から1か月間センター試験に向けた演習を行う。センター試験の結果から志望校を決定して出願して出願校の過去問演習を行う。

問題は中だるみしてしまう可能性があるという事である。復帰できるかどうか、勉強を維持できるかどうかが今年の課題であるため、センター試験である程度の点数が出なかった場合基礎を地道に学びながら復帰をしていくことになる。今年の復帰後の状況もわからないが、さらに一年後の状況もわからないため、先の見えないまま地道に勉強をしていく状態になると集中力が落ちる可能性がある。

何はともあれ

まずは今日、明日と問題を解いてみるしかない。早く入学したいのはやまやまだが、まずは試験に合格するだけの実力をつけなければ話にならないのもまた道理。点数を見てみないことには自分の現在地がわからず、現在地がわからないままでは対策の決めようがない。

 

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今晩はこの曲を聴きながら。

ワールズエンド・ダンスホール

ワールズエンド・ダンスホール

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今日も引き続きセンター試験を受験される皆様、今までの努力が実ることを祈っております。

文系社会人、大学の同期に会いに行く

青春18きっぷ最後の一回

前回の記事でも述べた通り、青春18きっぷ最後の一回は大学に行くために使用した。

現在適応障害という事で休職している身であり、昨年10月頃より調子が悪くなってしまったため、「元々の自分はどんな感じだったろうか」と思い「元々の元気だった頃の自分」を知るためにも、また医学部受験の情報を手に入れるためにも箕面と吹田に向かうことにした。

年末年始に実家に帰省し、また下宿先に戻る際に使用したルートを使って大学に向かう。到着したのは昼前、少し肌寒いながらも晴天の下、一年前とは全く変わらない風景の許に降り立った。変化したのは心境と環境の二つだろうか。

もう大学生協の組合員ではないので

着いたのが昼前だったため、図書館でゆっくりしてから*1、食堂に向かう。他のキャンパスとは異なり、食堂が開く時間が11時30分であるため、それまでは購買でぶらつきつつ、同期や後輩に会うのだから、とちょっとしたお菓子を購入する。どうやら卒業してからシステムが変わったらしく、組合員でないと割高な値段になってしまうようだ。少し寂しく思いつつも食堂のお気に入りの座席に荷物を置くと、料理を注文しに行く。食べ物の提供場所も少し配置が変わっていた。そして食堂のメニューの値段も組合員ではないため組合員価格よりも少し高くなってしまった。

昼食を取り始めていると、事前に連絡を取っていた同期がやってきた。数少ない同期の中には留学のために休学した人が数人いる。現在は卒業論文の作成に追われている頃だろうか。

相手の近況報告に始まり、卒業論文の話などに花を咲かせた。どうやら同期は大学院に進むようである、上手くいけば自分が医学部に進学した後も居るかもしれない。それは心強いことである。

そして話題は私の仕事の話に移り変わる。体調を崩して休職扱いになったこと、精神的にかなり参ってしまったこと、最近やっと外に出られるようになってきたこと、元々自分がどんな感じであったか思い出すためにここに来たことを伝えた。

「まさかあんたがそうなるとは」

メンタル系のあれこれとは無縁の性格だったのに、と言われたが症状を伝えるとそれほどまでに追い詰められたのか、と真面目に返された。

4年間真面目に授業に出席もすれば飲み会で色々ぶっちゃけた話もした、課題で共同戦線を張ったこともある、試験前の追い込みも、家で飲んで夜通しトランプをしまくったこともある、謂わば戦友のような同期であったが故に色々と話す気になったのかもしれない。

研究室にて

折角なので、と研究室に行ってみることにした。中には他の同期、後輩が数人と教授が居た。教授に挨拶を、と思ったが海外からの客人が来ていたため、また卒業論文の指導があり忙しそうだったので一礼するにとどめておいた。

他の同期と後輩に学年の人数分の地元の菓子を渡し、同期と話をしてみる。大学院に進む同期はどうやら卒業論文に関してはそれほど切羽詰まってはいないようで、途中でやってきた同期はアブストラクトの専攻語表記に苦戦しているようだった。

菓子を食いながら、現状3か月の休みを言い渡されたわけだが、そのあとどうするのか、治るのか、という話題になり、実は大学を再受験しようということを打ち明けた。そのために、入学年度の学生に配られた冊子を卒業後使わない予定なら貰い受けたい*2とも伝えた。

やはり大学をまた受けるなら早い方がいいのではないか、次にまた社会に出ることを考えると食っていける職業につける可能性のある学部にした方がいいのでは、という話になった。また、冊子類は譲り受けても良いそうだ。

学生らしいな、と思ったのが「大学の再受験となると、またセンター試験を受けて地獄のような受験勉強をするのか」という同期の感想である。新米社会人としてそう長くはない期間だが働いた結果、私は仕事よりもセンター試験と受験勉強の方が好きだ、と伝えたが。

そのまま同期と後輩はゼミと授業があったため退室していったので、次はここに来た二つ目の目的、医学部受験の資料を集めることにした。

いざ吹田へ

一般的な募集要項や大学の紹介の冊子は箕面で集まったが、医学部の紹介冊子はどうも医学部にしか置いていないようである、そのため医学部のある吹田キャンパスに向かった。

医学部の構内に入るのはこれが初めてで、教務課がわからずうろうろして不審者に思われるのも良くないと思い、近くに居た人に話を聞いて教務課に向かう。当たり前かもしれないが、建物内にいた人の殆ど全員が白衣を着用していた。

教務課にて目当ての資料を手に入れると、その足で図書館に向かった。ついでに何か資料が見つかるかもしれないと思ってのことである。

久々に訪れた吹田キャンパスはやっぱり静かで、やはりここで学びたいものだと決意を新たにした。

一日のまとめ

帰りに電車に揺られながら、「元々の自分」については少しは分かったような気もするし、人と話はできるようだと思いつつも、「元々の自分」と寸分違わず同じ、に戻ることはなんとなくできないような気がした。短い期間にはなるが社会人になってからの経験値やら記憶やらもあり、その間に様々なことを経験した。その帰結として現在こうなっているわけだが、諸々の経験を無かったことにできる訳ではない。それらの経験や労苦を全て吸収して消化して、少しずつでも前に進むしかないのだろう。

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↑手前から、大学全体の紹介冊子(2017)、医学部の紹介冊子(2016)、図書館で見つけた医学関係の冊子、阪大のセメスターの変更に関するチラシ、入学者選抜要項(平成29年度)、学生募集要項(平成29年度)

 

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今宵はこの曲を聴きながら。

宝石になった日

宝石になった日

本日より二日間、センター試験が実施されますが、受験される方の成功をお祈り申し上げます。

 

*1:卒業生ということで本の貸し出し用のカードを作ってもらえる。それで以て図書館に入った

*2:単位認定に使用するかもしれないが、自分は処分してしまっていた